2008年04月28日

消費者の目をみないクリエイティブ至上主義が跋扈する業界は必ず衰退する

GoogleとAmazonとYouTubeの共通点はなんでしょうか。



アメリカの企業だとか、ネットに親しんでいる人ならほとんどの人が知っているサービスだとか色々ありますが、ここで言いたいのは3社とも極めてデザインがイケてないということです。


Google、Amazon、YouTubeが大きなデザイン変更もなくそれなりに長く続いているということは、言うなれば
「Webサイトのデザインはこの程度で充分」
だということです。度を超えたクリエイティブは誰も求めていないということ。
検索・EC・動画、いずれのサービスもリピーターがついてなんぼの世界です。
定期的に利用するからこそ、ユーザーの手を煩わせることなく簡潔でルーチン化しやすいインターフェイスが望まれるわけです。

これらの対極に位置するのがユニクロのキャンペーンサイト。
http://www.uniqlo.com/jp/campaign/
↑各バナーをクリックしてください

もう完全に作り手の自己満足であり、内輪ウケしか考えていない最悪のインターフェイス。1ユーザーとして絶対にリピートする気になりません。
「キャンペーンサイトなんだから人目を惹く斬新なデザインが必要」
という言い分もあるけれど、一見さんを惹きつけるだけで使い勝手の悪さからリピーターが生まれなければ意味はありません。
そして、業界内では声高に
「こんな使い勝手の悪いサイトはダメだ!」
という意見すら発しにくい空気が蔓延している。
そこに「中村勇吾、佐藤可士和」という名前があるだけで。

ユーザーの声はかき消され、業界内での話題が評価の基準となっている。

もう末期症状です。


一部のマニアのみが判別できるようなグラフィックの高性能化に比重を置きすぎて、自らパイを狭める結果になったプレステ3。批評といいながらもそれ自体が権威となってしまい、業界内の自己満CM発表の場になっている「広告批評」。

ユーザーを無視したクリエイティブ至上主義の弊害は、至る所で見られます。
posted by nomurayo at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | IT・Web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そのいわゆる「クリエイティブ至上主義」に陥り、会社を傾けさせた◇(FF8ー糞映画)という前例もあるわけで。。どこかでこうガツーンと来る日も来るでしょう。

ところで、最近のMY3大コストパフォーマンスand存在を見直した

・マクドナルドのコーヒー
・サイゼリヤのフォカッチオ
・ユニクロのラムちゃんTシャツ
Posted by 磯 at 2008年05月02日 01:11
FF8やドコモ2.0のように誰もがわかる豪快なこけ方をすれば、それがネタになりますからね(=ニコニコ動画でリサイクル)。

今回のユニクロのように煮ても焼いても食えない中途半端なこけ方はやっかいですよね。


・ユニクロのラムちゃんTシャツ
については、別途エントリーで取り上げたいと思います。(例の如く悪口なので怒らないでください)
Posted by nomurayo at 2008年05月02日 13:37
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